KANZOに聴け

内村鑑三翁が生きていたら何を考え何を語るのだろう…

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲソ政治家‥日本の不幸

イカのゲソは昔は捨てられていた。マグロのトロ、カツオのハラガワなども同じだった。ところが江戸東京の人口が増えてきて捨てるのは勿体ないと気づいた魚屋あり、食してみたところ食えないことはないとされ今では珍品とも高級品ともされて大手を振って歩い…

「就職氷河期世代対策」の虚!

自民党コイズミ政権(2001-06)下では、「構造改革」つまり官から民へという「錦の御旗」のもとに、労働者派遣法の規制緩和を実行した。これには自由主義経済学者(?) タケナカヘイゾウが国務大臣として深く関わった。タケナカはその後平然として大手派遣企業の…

”世論”の虚

内村鑑三翁の言である。 「輿論は神の声なりと意(おも)ふは非なり、神の声は常に輿論に反対す、昔時の予言者は皆悉く輿論の反抗者なりき、人類何者ぞ、聖書に曰くエホバ天より人の子を望みて悟る者、神を究(たず)ぬる者ありやと見給ひしに皆な逆(そむ)き出て…

イランに何をしに行った?

鑑三翁は政治家ではなかったのだが(実は鑑三翁の見識と雄弁のゆえ政治家への誘いは頻繁にあったが彼は一笑に付していた)、国家間の「外交」とは国家間の利害に関わる厳しい戦いであり、国と国との間に横たわる宿痾とも言える現実を認識していた。今日日、ア…

後ろめたさなくば堂々と国連に返事を返せ!

内村鑑三翁は日記に記す。国による言論統制の話だ。 「(1919年)3月15日(土)大雨 警視庁に呼出され三月号雑誌の記事に就て注意を受けた、「聖書と現世」の一欄時事に触れるの虞れありとの事であった、謹んで御注意に順ひ此欄を廃することに決定(きめ)た、永遠…

外交らしきもの―アベ海外旅行

内村鑑三は第一次世界大戦後の戦後処理に関して次のように記している。 「所謂外交とは何ぞ、他国を盗む事のeuphemism(言を美はしくして云ふ事)に過ぎない、一国が他国を盗む事は未だ重き罪悪として認められないのである、露独墺の三国聯合して波蘭(ポーラン…

アベ君!憲法全文を読みなさい!

内村鑑三翁は、聖書の解説で詩篇(12:8「卑しい事が人の子のなかにあがめられている時、悪しき者はいたる所でほしいままにあるいています」) に触れながら、次のように記している。1910年の頃だ。 「卑劣なる彼等は曰ふ「我等は舌を以て勝たん」と、彼等は正…

ボーッと生きて在職2700日か!

日本国アベ首相は、”通算”で在職日数が二千七百日を越えて歴代3位の初代首相伊藤博文と並んだことについて、嬉々として「国民の皆さまから力強い支援をいただき感謝したい」と述べたとか。思弁なく思想なく漢字も十分に読めず活舌も覚束ないこの人は、手練…

如何様(イカサマ)政治が蔓延中・その3

斯くして日本の世はイカサマ政治が蔓延中である。 トランプを観光客として招き相撲ゴルフ炉端焼きそして新天皇拝謁、1兆円!以上にも及ぶ何百機もの戦闘機の爆買いなぞは、軍産国家アメリカのたぶらかしに長けた優秀な営業マントランプに媚びた結果というか…

如何様(イカサマ)政治が蔓延中・その2

国会予算等委員会でこれら政権政党議員が雁首を並べて出席する場面があるならまだこれらの嘘を追跡することができるが、今日日これら委員会審議自体が開かれていない。90日以上にもなるそうだ。こんな道理に欠けることを為す政権とは何者なのか。その理由を…